[AWS BuilderCards]イベントで配布されたカードの使い方
はじめに
こんにちは。AWS事業本部コンサルティング部に所属している和田響です。
AWS re:InventやAWS Summit、JAWS FESTAなどのイベントに参加すると、AWS BuilderCardsの限定カードをいただけることがあります。
しかしながら、もらった時点で満足してしまいその後は観賞用になってしまっているのでないでしょうか?
このブログでは各種イベントで配布されたカードの使い方について、ルールブックをもとに解説します。
AWS BuilderCardsとは
AWS BuilderCardsはその名の通りAWSのカードゲームで、AWSサービス同士のコンビネーションでWell-Architectedポイント獲得を目指します。
配布カードについて
前述の通り、各種イベントに参加すると限定のカードをいただけることがあります。
これらは Collectible Starter cards という名前がつけられていることが、ルールブックをに記載されていました。
Collectible Starter cards
These cards include topics that resemble individual achievements, such as having attended a specific event or holding a certification. They go into your personal deck and complement the 10 on-premises Starter Cards. These cards are marked with the Starter card symbol Collectible Starter Cards don’t count into Builder cards when retiring on-premises
cards, even though they might represent an AWS Service.
You may use a maximum of 5 collectible Starter cards additionally to your 10 onpremises Starter cards. You may not use more than one of the same collectible card.
In order to have a fair game, collectible Starter cards should only be used with players that have a personalized deck themselves.
以降はルールブックに記載の内容を紐解いていきます。
ルール
カードの扱い
These cards include topics that resemble individual achievements, such as having attended a specific event or holding a certification. They go into your personal deck and complement the 10 on-premises Starter Cards.
(機械翻訳)
これらのカードには、特定のイベントに参加したことや認定資格を取得したなど、個人の業績に似たトピックが含まれています。これらは個人のデッキに含まれ、オンプレミスの 10 枚のスターターカードを補完します。これらのカードには、スターターカードシンボルが付いています。
ここからわかることは以下の2つです。
- Starter Cardsのシンボルがついている
- Starter Cards(オンプレミス)として扱われる
実際に私が持っている「AWS re:Invent 2024」カードを見てみます。
右上に S のシンボルがあり、このカードがStarter Cards(オンプレミス)であることを表しています。
These cards are marked with the Starter card symbol Collectible Starter Cards don’t count into Builder cards when retiring on-premises
cards, even though they might represent an AWS Service.
(機械翻訳)
収集可能なスターターカードは、AWS サービスを表す場合でも、オンプレミスのカードを廃止するときにビルダーカードにカウントされません。
AWS BuilderCardsには「手札のStarter Cards(オンプレミス)の枚数が、Builder Cards(AWSリソース)の枚数よりも少ない場合に、Starter Cards(オンプレミス)を1枚捨てることができる」というルールがあります。
例えば以下のような手札の場合、Starter Cards(オンプレミス)を1枚捨てることができます。
ではこの場合はどうでしょうか?
この手札は以下の構成になっています。
- Starter Cards:2枚
- Collectible Starter cards:1枚
- Builder Cards:2枚
Collectible Starter cards(AWS re:Invent 2024)はあくまでもStarter Cardsとして扱われるので、この場合はStarter Cardsは 捨てられない が正解となります。
最大5枚デッキに入れられる
You may use a maximum of 5 collectible Starter cards additionally to your 10 onpremises Starter cards.
(機械翻訳)
オンプレミスのスターターカード 10 枚に加えて、最大 5 枚の収集可能なスターターカードを使用できます。
ここで重要なのは以下の2点です。
- 5枚までデッキに入れられる
- 追加で入れられる(入れ替えるわけではない)
Collectible Starter cardsはオンプレカードに 加えて デッキに入れることができるため、MAXの5枚入れた場合はStarter cardsはが合計15枚になります。
ゲームの特性上Starter cardsはできるだけ少ない方が良いため、「限定カードを入れるだけ強くなる!」というわけではないのが、絶妙なルール設定だと思います。
同じカードは複数使用できない
You may not use more than one of the same collectible card.
(機械翻訳)
同じ収集可能なカードを複数使用することはできません。
これは記載の通り同じCollectible Starter cardsは1枚しかデッキに入れられません。
例えば、先ほど紹介した「AWS re:Invent 2024」ですが以下の効果があり、かなりのスペックです。
- AWSume コストが2
- カードを2枚ドローできる
- 効果を発動したらトラッシュする
このカードを5枚デッキに入れることができれば、ゲームバランスを壊しかねません。
ということを考えると当然のルールかも知れません。
よく考えてみると限定配布カードを1人が複数枚所持している場合はあまりないように思えますが......。
プレーヤー全員でCollectible Starter cardsの利用を統一する
In order to have a fair game, collectible Starter cards should only be used with players that have a personalized deck themselves.
(機械翻訳)
公平なゲームを行うために、収集可能なスターターカードは、個人用デッキを持つプレーヤーとのみ使用する必要があります。
前述の通り、Collectible Starter cardsはかなり性能が高いカードが多いです。そのためCollectible Starter cardsを「持っている人」と「持っていない人」が対戦した場合、明らかに前者が有利になります。
プレーヤー同士でCollectible Starter cardsを"あり"にするか"なし"にするかを統一するようにしましょう。
今後公式大会が開催された際にはどっちになるんでしょうか?
「ありの部」「なしの部」で別れるのでしょうか?
楽しみですね!
Collectible Builder cardsの存在
ここまでCollectible Starter cards(限定配布のオンプレカード)についてまとめてみましたが、Collectible Builder cardsというものも存在するらしいです。
Collectible Builder cards that don’t have the Starter Cards symbol can be included in your base game to enjoy playing with others! Just watch your overall number of 10 Builder cards, as too many extra cards in the game might create an imbalance and limit your building abilities.
(機械翻訳)
スターターカードシンボルのない収集可能なビルダーカードをベースゲームに組み込んで、他のプレイヤーとプレイを楽しむことができます。ゲームに余分なカードが多すぎるとバランスが崩れ、構築能力が制限される可能性があるため、合計 10 枚のビルダーカードの数に注意してください。
私は所持しておらず、みたこともないですが、ルールブックを読む限り以下の要素がありそうです。
- 限定配布されたカードにスターターカードシンボルがなければ、Builder cardsとして扱う
- 合計10枚まで入れられる
Builder cardsはプレーヤー全員で使うため、Collectible Starter cardsとは違い誰か1人でも持っていれば追加できる点が嬉しいですね。
面白い性能のCollectible Builder cardsを1枚でも入手できればゲームが盛り上がりそうです!
私の持ってるCollectible Starter cards
最後に私の所持しているCollectible Starter cardsについて紹介(自慢)します。
どれも非常に強力ですね!
最後に
この記事では「限定カードをもらったけど、どう使ったらいいの?」という疑問について記載しました。
このブログを読んでいただいた方が、少しでもAWS BuilderCardsに興味を持っていただけたら嬉しいです。